※このサイトには広告が含まれています。 ※絶対の利益を保証するものではありません。適切な資金とロット管理のもとに行いましょう。
さて日本は、少子高齢化も相まって毎年給料から引かれる社会保険が増え続けていますね。給与にもよりますが、会社負担分を含めれば稼ぎの30%近く取られている方もいるのではないでしょうか。ここは投資で稼いで取り戻したい、かといってFXのデイトレードやスキャルピングをやっている暇もなかなかない、、、
そんな方のために、米ドルの高金利を利用して社会保険を相殺する、「トレンドスワップロジック」を紹介します。
まずスワップ金利とは何か?
まずスワップ金利とは何か、簡単に説明しましょう。世界の国の通貨には利息、いわゆる金利が定められていますが、FXで建玉を持つと、二国間の金利差に応じた利息がもらえたり引かれたりします。
分かり易く皆様になじみの深い米ドル/円で説明しますと、
米ドル/円の買いポジションを1万通貨単位【買い】ポジションを持った時は1日にプラス約200円~230円(証券会社により異なります)、プラスが加算され、
【売り】ポジションを持った時には-200円~-230円がマイナス金利として引かれてしまいます。
これを利用して、利息がプラスになる買いポジションだけを積み上げていき、スワップ金利を安定的に得ようというのが【トレンドスワップロジック】です。
ではどの程度のポジションを積み上げる必要があるか、資金はどのくらい必要なのかを説明していきましょう。
年収÷25万=ドル円の買いポジション
まず、ドル円の買いポジション1Lotで約200円のスワップ金利が入るという事は説明しましたね。
これを基に、年利30%を得て社会保険を相殺する計算をしていきましょう。
まず新社会人で年収が250万円としましょう。社会保険は労使折半なので会社負担分まで含めれば約30%、約75万円となります。
75万円を1年間の日数、365で割ると1日あたり2054円となります。
米ドル/円の買いポジション1Lotのスワップ金利は約200円ですので、1日約2000円を得るためには10万通貨単位、10Lotが必要となります。
つまり、年収250万円を25万で割ったLot数を持っていれば、スワップ金利で社会保険を相殺出来るわけですね。
年収÷25万Lotのドル円買いポジションの保有、まずはこの式をしっかり暗記して目標として下さい。
資金量に対して適正なLot数
FXのポジションを持つわけですから、相場が上がれば含み益になりますが、下がってしまえば当然含み損になってしまいます。
そこで、【資金管理】【適正なLot】が大切になってくるわけです。
最初のうちは相場が500pips下がっても耐えられるよう、FX口座の資金5万円につき米ドル/円0.1Lotのポジションを持つのが良いと思います。
これですと介入などで500pips下がっても50000円のうちの5000円の含み損ですので、ロスカットにはなりません。
この資金管理でドル円買いポジション10Lotを目指すためには約500万円の資金が必要となりますが、何年もかけてゆっくりと達成していけば良いと思います。
更に円安ドル高が進み含み益に余裕が出てくれば、資金に対するLotを上げてもいいでしょう。
どういう局面で買いポジションを追加していくべきか
それでもやはり少しでも含み損になる局面を減らしたい、平均取得レートを有利にするためには、なるべくタイミングの良い場所でポジションを入れるべきです。
ではどういった場所が買いポジションを入れるのにいいか、説明していきます。
①日足のMACDがゴールデンクロスした時
まずは最も一般的なテクニカルインジケーター、【MACD】がゴールデンクロスを示した時に買いポジションを入れてみましょう。
こういった場面ですね。MACDがゴールデンクロスした場合は、上昇トレンドの初動である可能性が高く、ポジションを持った時にすぐに含み益になる、という事です。
タイミングも1~2か月につき1回くらいなので、長期保有の手法としては丁度いい頻度でしょう。
②日足の支持線にまで落ちた時
テクニカルの基本である、水平線のうちサポートライン、いわゆる支持線にまでチャートが落ちてきた時に買いポジションを入れてみましょう。
下の図のような場面ですね。頻度は少ないですが有利なポジションを取れます。
少し裁量判断が入りますが、より有利なポジションを入れるチャンスを多くしたい方はやってみて下さい。
③日足ベースでトレンド飛び乗りロジックの条件を満たした時
スキャルピングロジックである、【トレンド飛び乗りロジック】を日足ベースで使った場合も、すぐに含み益になる可能性が高いのでエントリーポイントですね。
MACDがゴールデンクロスしたあと、もみ合いをブレイクしたら買いエントリーです。
④日足の陰線が3本連続で出た時
優先度は低いですが、日足の陰線が3本連続で出た時も買いポジション追加のチャンスですね。
平均取得レートを下げる事が出来ます。くれぐれも適正ロットを守っていればかなり安全度は高いです。
長期的にはドル高円安になる理由
日本の出生率とアメリカの出生率の差。2023年のデータで、
アメリカは1.84、日本は1.39。
そのまま将来の国力の差となりますので、1970年代のように最終的には1ドル300円まで行くと予想する人もいます。